今年も終わりました。iOSDC Japan が。
開催中は朝から晩まで運営のことで頭いっぱいになってるけど、
終わってみると本当に一瞬だったように感じる毎年の iOSDC Japan。
まる3日間 普段の仕事と全然違うことを考えているので、今週まだ完全に仕事モードに戻れていない (iOSDC後遺症って呼んでる) んですが、それくらい刺激的で楽しい時間だったということだと思うようにしてます、はい。
それはそれとして記憶がなくならないうちに i will blog しましょう。
10回目の iOSDC Japan
ロゴにも表現されているけど、10回目という記念すべき開催だった iOSDC Japan 2025。2016年に第一回が開催されてから、そう10年経つわけですね。
第一回はありがたいことにスピーカーとして登壇させてもらったんだけど、
今考えれば「カンファレンス」というイベントで登壇したのは 第一回の iOSDC Japan が自分にとって初めての経験なんですよね。
iOSDC Japanが自分のキャリアを一段上げてくれたといっても過言じゃない。
カンファレンスで登壇することによって開発者(スピーカー)が得るものってたくさんあるんですよね。自己効力感が上がるってのはもちろんありますけど、発表内容についてあとでいろんな人と議論できて、人や新しい技術・知識に出会うことができるし、ステップアップできる仕事につながっていくこともある。
僕自身そういう経験をしてるから、自信をもって言える。
もちろんさまざまな技術情報を得られるという意味で一般参加者にとっても価値のあるイベントだとは思ってます。いずれにしても、そういう価値を提供し続けられているから、10年も続いてこれたんじゃないかなーと思ってます。
あと単純に「知識を共有する」場じゃなくて、それを媒介する「人」がいることが大事ですよね。今年で思い出深いのが、以前所属してた外国籍のエンジニアがあるスポンサー企業のエンジニアとしてブースに立っていて、5年ぶりに再開したこと。数ヶ月くらいしか絡んでなかったはずだけど、覚えてくれていたっていうのが嬉しかったですね。
こういう業界なのでみんなどんどん転職はしていくけど、iOSDC Japan みたいな年イチのイベントで久しぶりにあって近況聞くのが実はけっこう好きな時間だったりします。
いや、全然10年目らしいこと書いてないな...まあいいか。
9回目のスタッフ

iOSDC Japan 自体は10回目ですが、2回目からスタッフ参加している僕は今年が9回目のスタッフ参加。今年は トラックC の配信周りをやっていました。(カメラは趣味です)
事前準備 (ノベルティ制作とか) はあまりやってなくて、割と当日にバリュー出そうとするタイプのスタッフなんですが、それにしても今年はチームミーティングにずっと参加できてなくて、かなり気まずーい感じで参加したのが思い出。結構まじに仕事が忙しくて、Slackも満足に追えてなかったという反省があります。
なので、まあ配信はちゃんとやらねばというところで頑張ったつもりですが、
同じトラックC 担当の sohichiroさん、ryommさん、ばくぷーさん、ryugaさん、tatさんのおかげで2.5日やり遂げることができました。
まあ、正直いうと Day 0 はオペに慣れてない (毎年機材構成変わるからさ...) のと、 (機材構成変わてたからだ...) 機材トラブルがいくつかあって、本当にギリギリ死ななかったくらいのクオリティではありました (それでも配信が止まるとかの大規模なやらかしはなかった...と思います)
でも Day 2 には 僕いなくても何の問題なく運営できてたので、よくやれたと言っていいんじゃないだろうか。特に当日スタッフだった ryugaさん、tatさんは初めてみる機材・オペを前に、色々な役割に挑戦してくれてたので、みてて本当に頼もしかった。
なんていうか、このたった2.5日で爆速でオペ改善して成長してくのがたまらない快感なんですよ。それだけで9年もスタッフやってる説ある。
この9年でスタッフも入れ替わったりしてるのだけど、入れ替わるなかで中心を担ってくれるような人たちが入ってきてくれていて、スタッフ業でも人の素晴らしさみたいなものを感じている次第です。
上にも書いた通り、なかなか忙しい部分はあるんですけど、やっぱりいいですよスタッフ業。みなさんにとって価値のある場を提供して喜んでもらえているというのは、コミュニティの一部を担っている実感があって本当に楽しいです。
当日スタッフでいいので、ぜひみなさん経験してほしい (急なリクルーティング)
6回目の STORES
2020年に初めてのスポンサーをやった STORES は、今年で6回目の参加となりました。 (僕は2021年入社なので、STORES社の立場としては5回目)
実は自分にとって今年は非常に印象深い年となりました。
その理由は2つあって、一つは 過去最高の CfP採択者を出したこと、もうひとつは僕関わらなくてもスポンサー活動が進んだことです。
一つ目の過去最高の採択者というのは完全にそのままの意味で、今年は STORES として レギュラートーク 4名、LT 5名、パンフレット 2名 の延べ11名の採択者を出すことができました。記憶の限りだと3名の登壇が過去最高記録だったので、大きな躍進ですね。(だよね?)
もちろん、採択が多いから偉いとかどうとかではないんですが、冒頭に書いた通り僕自身は「登壇することを良しとする」タイプの人間なので、自分がマネジメントしている組織から採択者が多く出ているというのは、僕自信の価値感において非常に嬉しいことなのです。
そしてもう一つ、メンバーがスポンサー準備・運営を進めてくれたことですが、
自分が手を出さなくても回っている状態というのは、マネジメントの人間としてやっぱり嬉しいことの一つですよね。
2021年 僕が STORES に入った最初の年は、僕、iwai さん、リクルーターでアイディアを出しつつデザイナーの力も借りながら色々動いてスポンサーをやってました。そこから5年が経ち、今はメンバーと技術広報のえんじぇるさんが企画から当日運営までこなしてくれるようになりました。
おかげさまで「STORES = ツバメようかん」というイメージが出来上がってきたので、今後も (予算の許す限り) ツバメようかんを推していきたいと思います。
「STORES はツバメようかんの会社です」ブランディングをしていく覚悟を決めました。みなさまぜひブースにお立ち寄りください!! #iOSDC https://t.co/DR44s1DWsh
— huin (@huin) September 20, 2025
そういえば、今年 初めてトライしたこととして、iOSDC Japan への学生招待企画があります。
諸般の事情で4名までとさせていただいたのですが、ありがたいことに定数を上回る数の応募があり、ニーズがあるんだということを実感できました。特に地方でまだiOSDC Japan参加したことがないですっていう学生からの応募があって、学生からするとやっぱりハードル高いよなーってことを改めて思った次第です。
個人的な価値観として、若い時にこそ優秀なエンジニアとか一流を目の前にしてほしいなと思ってるんですよね。若い世代にそういう経験をすることで、より高いレベルを目指してキャリアを築きやすくなると思うので。
もちろん、会社としてやっているので新卒採用という社としての目的はあるのですが、それはそれとして、やってよかったなと思った取り組みになりました。
惜しむらくは、スタッフに専念してて僕自信が学生と全く絡めなかったことかな (笑). 参加いただいた皆さん、すみませんでした。。。
てことで、今年の iOSDC Japan に対しての STORES の活動を振り返ってみると、
- ゴールドスポンサー + ブース
- CfP採択者 延べ11名
- アンカンファレンス
- 学生招待
- ランチ会 2回
- アフターイベント (参加者絶賛募集中!!!!!!!!!!!)

という感じで、だいぶたくさんやったなーという気がします。
正直 STORES が一番 iOSDC Japan を楽しみ尽くしたんじゃないか?とすら思ってます。
11年目の iOSDC Japan にむけて
さあ、どうしましょう?? (何も考えてねえ)
てことで i did blog でした。