開催から2週間半もたってて今さら感満載だけど書かないわけにいかないので振り返ってみます。
Yes, I will blog.
Prologue
今回のiOSDCやっぱり運営もiOS界隈の人だった事は大事な事実。自分たちも見たいトークがあるのに運営にコミットしてくれた人が沢山いるた。参加者の僕らができるのは来年は運営にもコミットしてみんなが学びの時間になるイベントにする事だと思う。来年は絶対やるよー #iosdc
— huin (@huin) 2016年8月20日
懐かしい、昨年のiOSDCが終わった後のツイート。
スピーカーという光栄な立場で参加させてもらいそれはもう十分に楽しむことが出来たのだけど、
それにもましてスタッフとして参加しなかったことを反省してました。
というわけで2017年のiOSDCはスピーカーとスタッフ、両方の立場でiOSDCに参加する、
それが目標でした。
ってことでスタッフ募集のアナウンスを心待ちにしていたところ、
2017年の年明けなんと今年はコアスタッフを公募しないという残念なお知らせが...
早くも夢潰えるか?というところで@TachibanaKaoruが委員長の長谷川さんに連絡をとってくれて、無事スタッフ入りすることができました。
ありがたいことに長谷川さんも僕のことを覚えてくれていたらしく、
自分の希望を周りに伝えてると誰かしら助けてくれるもんだねっていうのを実感したタイミングでした。
そんなこんなで僕のiOSDC Japan 2017は幕を開けました。
As a staff.
かろうじてコアスタッフ入りを僕は、定例ミーティングで肉の写真を撮るという仕事にはげんでいました。
その一方で、超シングルタスク脳のせいか会社の仕事とスタッフの仕事を上手く同時に進めることが出来ず消化不良な時間を過ごしてました。おまけに「iOS 11 Programming」の執筆も入り、スタッフのほうはこのままフェードアウトか!?ってちょっと不安になってました。まあ、完全に自分のキャパシティプランニング間違ってたんですが。
このあたりkikoandoちゃん, motokieeさん, akatsuki174さん, jumboOrNotさんはじめ、他のスタッフの人たちたくさんの作業同時にバンバン進めていて本当にシビれました。正直昼間ちゃんと仕事してる?って思うくらいのスピード感。スタッフとしてというより人として尊敬します。
てことで気づいたらもう当日。当日くらいなにか役立たねばってことで、僕は主にトラックCのリーダーをやらせて頂きました。
正直もっとトラブったりするかなとか思ってビクビクしてたんですが、一緒にトラックC運営してくれた5名が頼もしくて頼もしくて。スタッフのSlackでは高速で情報が流れていて他の部屋の入り具合とかトークの合間のアナウンスの内容とか常にアップデートが走ってるんですけど、みんなそれにあわせて独自に動いてくれてサイコーでした。当日スタッフとしてもまあオレ仕事したっけ?って感じだけど、こっちは一緒に仕事できて非常に満足です。
実際各トラックだけじゃなくて、受付やネットワークチーム、撮影部隊などなど色んな場所でスタッフが動き回っていたわけで、みんな頭働かせながら2.5日運営し続けたって考えるとスゴいことなんですよ。
あの一体感みたいなの、あれが大人になって感じられるってすごい貴重だと思います。
来年もスタッフとして参加するのは譲れないですね。
As a speaker.
実のところ、スタッフよりもスピーカーの部分のほうが今回は苦しかった。
去年はSwiftとReduxの話で技術的な話ができたんですが、
今年は会社での立場も少し変わっていて技術的なネタがなかったんですよね。
で、いきついたのがエンジニアとしてどう自分のやりがいを達成していくか、というエモい話でした。
発表タイトルは「アプリエンジニアはどのように事業に貢献すべきか?」で、スライドはSpeakerdeckで公開しています。
こういう精神的な話って技術カンファレンスとしては結構色モノだと思うので、
どれくらいの人が来てくれてどれくらいの人に刺さるのか非常に不安でした。
しかも午前中の発表枠だし、時間も15分(自分が悪い)で背景から説明してると全然間に合わないし。
結局自分は何を伝えたいんだろう?っていうのを何度も練り直しながら作ってました。
結果としては、直前に話してくれたjumbOrNotさんのおかげで想像以上に人が入ってくれて、安心して発表することができました。発表時間も予想どおり2分オーバーに収まりました(スタッフとしてはダメだけどね)。そのあとめっちゃ恐る恐るTwitter検索したんですが、こっちも共感してくれた人のツイートばかりで素直に嬉しかったです。
アプリユーザーのためにやってるのか広告主、クライアントのためにやってるのかわからんくなるのはある#iosdc #c
— numa (@numa08) 2017年9月16日
— kaoru (@mcz9mm) 2017年9月16日
エンジニアとして今後どの方向に向かっていくか、 とても参考になる話#iosdc #c
— 久利龍義 (@kuritatu18) 2017年9月16日
発表後のAsk the Speakerとか懇親会でも、同じような悩みを持ってて...って話かけてくれた方もいて、色モノ枠としては大成功だったんじゃないかと思います。よく言われますけど、自分にとっては大したことじゃないことが他の人にとっては意味あることだったりするので、こういうイベントで頑張って発表するっていうのはやっぱり大事だと思います。
弊社からはもう1人同じiOSエンジニアのshobyがアプリの分析について発表してたのですが、iOSDCの発表を見て応募しましたっていう方が何人かいて会社としても非常に嬉しい結果となっています。参加者にとっても発表者にとっても会社にとっても良いことなので来年もやっぱりスピーカーとして参加したいです。
Epilogue
そんなこんなで、あっという間に終わったiOSDC Japan 2017ですが、最後に自分なりに感謝の気持ちを表せないかなとおもって90秒の動画を作らせてもらいました。
このムービーは撮影スタッフによる2.5日間約3700枚の写真を素材に作っています。
中身としては時系列に写真を並べただけなのですが、
スタッフ含め本当にたくさんのひとがとても良い笑顔で写っていて、
幸せな気持ちに浸りながら作ることができました。
発表の中で「ユーザーと自分たちがポジティブなサイクルをまわせている状態」を理想のサービスとして掲げていた自分としては、参加者はもちろんスピーカーやスタッフも楽しめた時間であることが一番大事だったわけです。もちろん完璧じゃないかもしれないけれど、多くの人が楽しんでる姿を確かめることができて大満足です。
てことで、反省もあったりはするけどスピーカーとスタッフ、両方の立場でiOSDCに参加するという当初の目標を無事達成することができました。
皆様また来年のiOSDCで会いましょう!!