いわゆる入社エントリですね。
2021年3月1日 (月) より ヘイ株式会社 で働いております。

(写真はイメージです)

hey?

スタートアップ界隈では知られていそうだけど、一般の知名度がどうなのかはわからないですね。STORES というブランドでネットショップ、決済、予約とスモールビジネス向けの各種サービスを展開している会社です。

ちなみに僕はheyの社名は知ってたけど、具体的なサービスとかは選考に入るまでわかってませんでした(恥)

オフィスは恵比寿で、約3年ぶりです。

会社的には基本リモートなのですが、会社に慣れようかなとおもってチラホラオフィスにいってたりします。3年前からお店がいろいろ変わってて時間(とコロナ)の流れに浸っています。

なんで hey なの?

きっかけとしては元上司(&今の上司)に誘われたっていうのと、iOSDC Japanで一緒にスタッフやってたメンバーが何名かいて安心感があったっていうのが要因だったりします。

去年もいくつか会社受けさせてもらってたんですが、イマイチ入社まで踏み切れずグダグダしてしまった反省があり、サービスとしての面白さより働く人と一緒にやっていけそうかというところで今回は選びました。

というのが理由としてありつつ、あとはやっぱり会社のフェイズとやりたいことがなんとなくマッチングしたっていうのが大きいんだと思います。

じゃあやりたいことなんなのよっていうと、形式的には組織作りとかマネジメントです。

2019年末に前職をやめて、2020年はフリーランスiOSエンジニアとしてコードを書いていたんですが、それはそれで面白いもののやっぱりちょっと物足りないなーと。組織の中に入って、広めに責任もってやってくほうがスリルがあって楽しい気がしたんですよね。

って思った時に、自分の経験値って50名前後の開発組織を100とかそれ以上に広げていくフェイズが一番フィットするかなと思って hey がマッチしたという感じです。

ただの持論ですが、50名規模の開発組織って職能別のチームにリーダーがいて、コードも書いてるマネージャーが数人いてっていう規模感が多いと思うんですけど、そこから100名超えようと思うとけっこうハードルがあると思うんですよね。マネージャがコード書くことを諦められなかったり、マネージャを採用するにしてもいきなりマネージャに据えられないし、かといってリーダーをマネージャとして育成するにもどうやって...とかで、それなりのカオスがある時期だと思っていて。

heyがそういう時期っぽかったのと、そういう時期のカオスに対してチャレンジしたかったというのでマッチしたんじゃないかと思います。

あと、組織作りという意味で言うと会社の文化がすでに存在してる会社が良かったんですよね。経営のためのあとづけの文化じゃなくて、働いてる人たちがちゃんと感じている文化。これはもう後から変えようがないので、ハッキリと感じ取れる会社じゃないとダメで。

そういう意味でも hey は正解だったと思います。

hey で何やってるの?

入社して3週間ほどですが、採用担当的なことをやっております。

おかしい、選考のポジションはiOSエンジニアだったのに...
多分社内のひとからは人事もしくはイベント屋くらいで思われてるんじゃないかな。

そんなわけで、コード書く日はしばらく来なさそうです。

なんで採用ってことですが、組織を大きくするにあたって、採用は言うまでもなく重要な活動なわけです。前職で採用コミットしてたのでとりあえずheyでもそこからやろうという流れ。

heyの採用がうまくいってないかというと全然そんなことはないんですが、今後の組織計画に対してはまだまだ足りないことの方が多いなーというのを、入ってから実感しました。

僕がやるべきは"頑張って採用目標を達成する"じゃなくて"採用がうまくいく仕組みを作る"なんですね。なので今調子が良い/悪いじゃなくて、1年後とか3年後をみて必要なものを揃えていくところがチャレンジです。

そう考えると、これもひとつのエンジニアリングだろと思ってやっております。

コードは書いてないからソフトウェアエンジニアではないけれど、対象に対して科学的アプローチで改善してくプロセス。ボトルネックを見つけて改善して結果から次の改善点を見つけて...ってエンジニアリングですよね。

入ってみてどう?

上に書いた通り、見える範囲(採用)についてはやること多いなぁというのがあって、それも踏まえてまだまだな部分が多いっていうのは正直な感想としてありますね。

heyって規模でこそ数百人規模なんですけど、元々個別のスタートアップだったんですよね。STORES.jp(EC)とCoiney(決済)がくっついて、そこに去年クービック(予約)も増えたという流れ。サービスごとに規模も性質も違うし、組織としての文化も違うし。もちろんサービスごとに喧嘩してるとかはないんですが、全体最適されてなくて個別のスコープで議論がされてたりも多いわけです。

別に全体最適が常に正ってことはないのですが、たとえば採用って共通部門(heyだとPX)でやってたりするので、どこかに全体最適と個別最適のバランスをとらなきゃいけない部分は出てくるんですよね。各チームの色を消さずに全体としてキレイな絵を描く必要があるので、まあ相応に大変だなって感じです。

でもマネージャとかってそういうのを良くするのが仕事じゃないですか?現状を良くしてなんぼであって、良いところに入ってゆっくりしたいわけじゃないので、これでいいのかなと思います。

あと、それは別にしてメンバーはとってもフレンドリーですよ。
排他的な感じというか新しい人への警戒心が全然ないので、個人的にはとても居心地よく3週間を過ごせてます。

コード書かなくなって平気なの?

エンジニアとしてはこういう不安ありますよねー

全く不安がないといえばウソになるんですが、あんまり"エンジニアはこうあるべき"に捕われたくないなと思ってるので、現状これでいいかなと思ってます。

"エンジニアはこれができなきゃだめだ"っていうのは気持ちとして分かるし、それに対して頑張れてる人は素直に尊敬します。その一方で、今興味の湧かないことを無理にやっても学習の質が上がらないなーと思っていて、それよりも面白いと思えることに打ち込んでいれば、将来的に生かせる時が来ると思ってるんですよね。

いわゆるConnecting the dots。

そもそもエンジニアからかけ離れたことやってるわけじゃないし。

それと、コード書くのは別の場所でやればいいかなと思っていて、今後そういうチャレンジをしていく予定です。まあこれは別の機会に。

そんなわけで

入社から日が経ってるのでサクッと挨拶だけ書こうと思ったら長くなってしまった笑

そんなわけで、とりあえず僕は元気です。

そういえばオンライン飲みのお金をサポートしてくれるって噂が会社で流れていたので、近況報告的な感じでみなさま呑みましょう。STORES.jpにいろいろクラフトビールのBreweryもあるみたいで、好きなビール買ってわいわいと。(ちなみに噂の発信源は僕です)

そしてもちろん、エンジニア絶賛募集中なのでご興味のある方はTwitter(@huin)へ連絡ください。これも会社のサポート受けられるので話聞きたいってだけでもウェルカムです。

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