2014年12月末をもちまして株式会社VOYAGE GROUPを退職しました。
2015年からは別の会社にジョインするので転職がより正確なご報告になります。
入社したのは2012年4月ですが、2010年の夏にインターンシップ「Treasure」参加後、
社内インターンとして1年以上在籍していたのでトータルすると4年と3ヶ月お世話になっていました。
短いのか長いのかはわかりませんが、反省も含めてとても良い時間でした。
インターンの時からVOYAGE GROUPは“大学のサークルの延長みたいな会社”という雰囲気で、
仕事だけでなく同期、 人事含めたくさんのクルーと楽しい時間を過ごさせてもらいました。
仕事だけではない部分でもクルーと時間を共有できる良い会社だったと思います。
退職エントリってどうなん?って意見もあるので転職エントリにしようかと思ったのですが、
自分にとっては社会人最初の会社を辞めたということでそれなりに大事なイベントなので、
退職というイベントでまとめてみたいと思います。
なぜ辞めるのか?
一番大きな理由は
"スマホアプリエンジニアとしてもっと成長できる環境に身を置きたかった"
ということです。
2014年の入社以来iOSアプリエンジニアとして仕事をしてきました。
ありがたいことに新卒としては評価してもらえていたと思っていて、1年目から大きめのプロジェクトに参加したり、2年目には新規事業のiOSアプリを設計から実装までまるっと全部任せてもらったりもしました。
ただ、 そうやって良いチャンスを与えてもらっていた一方で、
どんなに頑張っても自分の経験不足から納得のいく結果を出せずに仕事を終えなければいけないことも何度もありました。
世の中100点満点の仕事ができることの方が少ないっていうのは分かってるんですが、
"なんとか動くものが作れた"という状態のものしか世に出せない状態が続いたというのはそれなりに堪えるわけですね。自分の力不足だったり自分以外の制約だったり要因は色々あったかもしれませんが、そういうことが自分の中で消化できないものとしてちょっとずつ溜まっていきました。
振り返ってみると、新卒として"早く結果を出したい"という気持ちと社内での状況もあって、1年目、 2年目は割と仕事に明け暮れていました。
目の前には開発タスクが積もっていたので、がむしゃらにそれをこなし続けることで経験をつめるのではないか、そう思っていました。
でもやっぱり、今年に入ってそういう悪しき根性論というか力技では上手くいかない。
安易な言葉だけどインプットとアウトプットのどちらかだけ充実しててもやっぱりバランスが悪いんですね。
実際の所、3年目に入って環境としては良くなっていた実感はあるのですが、どうせなら思い切ってもっと良い環境(人だけでなくサービスの内容なども踏まえて)でイチから挑戦してみたいという気持ちが出てきて転職を決意しました。
環境と自分
転職という手段ではなく社内でそういう環境を自分で作ればよかったのではないか?
そもそもそういう努力をしてきたのか?
と言われれば、意識的にしてこなかったのがこの4年間の反省です。
今回の決断は"自分で良い環境を作る"より"良い環境に自分で行く"事の方が良いと思ったからで、
それ自体は納得してることなのですが、
日常仕事をしている中でそういう小さい不満みたいなものを
日頃からケアしていく努力は必要なのかなと思います。
それが目的になるのは本末転倒ですが、
自分がいる環境や、あるいは自分自身に対して良いバランスで毎日投資していく。
そのあたりは自分でも変えていかなければいけない課題だと感じています。
もちろん仕事の結果をだす、ビジネスとして会社にコミットしていくのは前提として。
まとめ
実際のところ単純に環境への不満というよりは、
今の立ち位置から未来を見た時にエンジニアとしてどう成長していくかそのパスを考えてというのが感覚的には大きいです。もっとフットワークを軽くして積極的に新しいことをしていかないとどんどん身が重くなっていくそんな焦りもありました。
そしてもちろん次の職場が自分にとって良い場所であると思えたのも大きな理由です。
冒頭に書いたように2015年1月から別の会社にお世話になる予定なので、
そちらの報告はまた別の記事でまとめてみたいと思います。
(別にもったいぶってるわけではなく笑)
最終的には会社を辞めるという結論にはなったものの
学生時代から色々な機会を与えてくれたVOYAGE GROUPには本当に感謝しています。
社会人最初の会社としてVOYAGE GROUPで仕事ができたというのは間違いなく正解だったと思っています。
4年間ありがとうございました!!
というわけで明日から2015年ですが、どうぞよろしくお願い致します。